【2018年版】胃癌関連 ~最新の治療について~

問1. HER陰性例に対する一次治療のレジメンとして、不適切なものを選べ。

a) S-1 + シスプラチン

b) カペシタビン+CDDP+トラスツズマブ

c) カペシタビン+CDDP

d) カペシタビン+オキサリプラチン

e) FOLFOX(フルオロウラシル+レボホリナート+オキサリプラチン)

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問2 大量補液を要するレジメンを2つ挙げよ。

a) S-1+シスプラチン(CDDP)

b) カペシタビン(Cape)+CDDP

c) SOX〔S-1+オキサリプラチン(OHP)〕

d) CapeOX(Cape+OHP)

e) FOLFOX〔フルオロウラシル(5-FU)+レボホリナートカルシウム+OHP〕

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問3 胃癌への二次療法に用いられるものを2つえらべ。

a) インフリキシマブ

b) ニボルマブ

c) イリノテカン

d) パクリタキセル

e) ラムシルマブ

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問4 胃癌の術後補助化学療法として用いられないものをえらべ。

a) S-1

b) カペシタビン

c) オキサリプラチン

d) ニボルマブ

e) デキサメタゾン

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問5 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の絶対適応病変ではないものえらべ。

a) 2cm以下の粘膜内癌(cT1a)と診断される分化型癌で、潰瘍や潰瘍瘢痕がないもの

b) 2cmを超えるcT1aの分化型癌で、潰瘍や潰瘍瘢痕のないもの

c) 3cm以下のcT1aの分化型癌で、潰瘍や潰瘍瘢痕のあるもの

d) 2cm以下のcT1aの未分化型癌で、潰瘍や潰瘍瘢痕のないもの

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問6 ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法に関して、正しい記述をえらべ。

a) ヘリコバクター・ピロリ陽性例に対して、内視鏡的切除前のヘリコバクター・ピロリを除菌することを弱く推奨する

b) ヘリコバクター・ピロリ陽性例に対して、内視鏡的切除前のヘリコバクター・ピロリを除菌することを強く推奨する

c) ヘリコバクター・ピロリ陽性例に対して、内視鏡的切除前のヘリコバクター・ピロリを除菌することを弱く推奨する

d) ヘリコバクター・ピロリ陽性例に対して、内視鏡的切除前のヘリコバクター・ピロリを除菌することを強く推奨する

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問7 改訂ガイドラインにおける記述として誤っているものをえらべ。

a) 治癒切除が困難な進行胃がんに対する減量手術は、化学療法と比べて生存率の低下や有害事象を招きうるため、推奨されない。

b) U領域(口側1/3)の進行胃がんで、腫瘍が大彎に浸潤していない場合、脾摘を行わないことを強く推奨される。

c) 長径4cm以下の食道胃接合部癌でのリンパ節郭清は、転移頻度の高いNo.1、2、3、7リンパ節および膵上縁リンパ節、下縦隔リンパ節、裂孔部リンパ節で行われる。

d) 進行胃がんの切除時は、腹膜再発を予防するために積極的に網囊切除を行うべきである。

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問8 Ro切除例に関する記載で正しいものをえらべ。

a) Ro切除後症例であっても、ステージⅣであれば術後補助化学療法の効果を期待できない。

b) Ro切除後症例の場合、残存癌細胞は存在しないので術後補助化学療法は不要である。

c) ステージⅣであっても、Ro切除後症例の場合は術後補助化学療法が推奨される。

d) ステージⅣで化学療法を行うタイミングとは、再発が発覚した時である。

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